STGK Inc.

その先に広がる空と自然がお出迎え

近鉄博多ビル(都ホテル博多)

福岡の中心である博多駅。その筑紫口駅前に1972年からあって、地域のランドマークとなっていた博多都ホテルの建て替えプロジェクト。建築のデザイン・設計は三菱地所設計です。「緑と水と光のホテル」をコンセプトに、博多駅筑紫口のその先に広がる空(博多空港)そして筑紫山系三郡山地など九州の山々にある自然を建築のファサードに大胆に取り入れることでこのコンセプトを実現しています。私たちはコンセプト、ファサードデザインおよび外部空間のデザインを協働しました。
外壁を削り取るように設けられたテラスは、駅からも視認できる大きな滝と植栽で覆われていて、筑紫口の新しいランドマークとなっています。街とつながる1階部分は、おおきなピロティ空間の下にオープンな「街のラウンジ」を設けています。この場所に置かれているベンチやプランターは全てアルミの一枚板を曲げることで出来ており、この場所のためにオリジナルでデザインされています。屋上のアウトドアスパエリアからは、博多の街や空を眺めることができ、博多の広い空を堪能できます。植栽は、地域の潜在自然植生の群落を参考に福岡や筑紫山系で見ることができる植物を配置しています。都ホテル博多に宿泊するという体験が、博多の多様な魅力に気づく一助になればと考えています。

> 都ホテル博多 : https://www.miyakohotels.ne.jp/hakata/index.html

  • 竣工

    2019年

  • 所在地

    福岡県福岡市

  • 事業主

    近鉄不動産

  • 敷地面積

    2,260.62m2

  • 建築設計

    三菱地所設計

  • 撮影

    エスエス(2,4), 大和リース(1,3,5-8), STGK (9-12)

  • 業務内容

    コンセプト・ファサードデザイン・ランドスケープデザイン・ファニチャデザイン

  • 担当デザイナー

    熊谷玄, 宮本潤, 静谷洋紀, 石川洋一郎 (TREEFORTE)

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