街と駅を繋いで多様な街の活動を支える段々広場
みなまき みんなのひろば(南万騎が原駅前広場)
駅前の再開発に伴う駅前広場のデザインを担当しました。駅と街に約4mもの高低差が存在する南万騎が原駅は、これまで急な階段や坂道で駅と街が分断していました。そこで、駅と街を結ぶ緩やかなスロープを通した上で、それ以外の部分を棚田状の広場空間としてデザインしました。 段状につらなる幾つものスペースは、イベントをしたり、座って休んだりと、人が活動できるスペースとして生まれ変わりました。また、駅ができた頃から植えられている巨大な樹木をできるだけ残すことで、広場に良好な木陰をもたらしています。
広場には、この街のおすすめの場所や、景色の綺麗なところなどを紹介したタイルが埋め込まれていますが、これらは、この街に住む子供たちと一緒に街を探検し、場所を探し、タイルをつくって埋め込んでいます。
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竣工
2015年
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所在地
神奈川県横浜市旭区
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事業者
相鉄アーバンクリエイツ
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敷地面積
約15,000㎡(広場部分 約1,400㎡)
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照明デザイン
永島和弘, 永島有美子
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撮影
STGK
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受賞
2017年 横浜・ひと・まち・デザイン賞まちなみ景観部門、2016年グッドデザイン賞
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業務内容
ランドスケープデザイン
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担当デザイナー